私はIT業界(Sier)で働いています。
最近プロジェクトリーダーとしての仕事も増えてきたのですが、その際にプレイングマネージャーとして仕事をしています。
プレイングマネージャーとして仕事をしてみて、いろいろと思うことがあったので、今日は私が思うプレイングマネージャーのメリット・デメリットを考えてみました。
そもそもプレイングマネージャーとは?
そもそもプレイングマネージャーとは現場での作業もプロジェクト管理も行う人のことです。
プレイングマネージャーのメリット
- 少しずつマネジメントスキルを身につけられる
完全な管理だけを行う人間ではないので、少しずつマネジメントスキルを身につけてることができます。
- 技術スキルも身につけれれる
自分に対してプログラミングや設計のタスクを割り当てるようにすることで、技術スキルから離れないので技術スキルも身につきます。
- 自分に割り当てた作業は安心感がある
プロジェクトの他のメンバーに割り当てた作業では、成果物の品質や本当にできているのか確認を行うまで不安が残ります。
しかし、自分に割り当てた作業は確実に大丈夫という安心感があります。
- プロジェクトメンバーができなかった作業のフォローをスムーズにできる
プロジェクトメンバーができなかった作業を、他のメンバーにやらせようとすると作業の説明をやらないといけなかったりするので、
その分時間がかかってしまいます。
しかし、プロジェクトメンバーができなかった作業を自分が行うようにすることで作業の説明をすることなくスムーズにフォローを行うことができます。
プレイングマネージャーのデメリット
- 自分自身がボトルネックになりやすい
プロジェクトリーダーとしての仕事も行うため、他のメンバーのフォローを行うことも多く自分の作業時間が減り結果として自分がボトルネックになることがあります。
- 残業が多くなりやすい
他の人ができなかった作業を誰が行うかと自分がやることが多いので、その分残業が多くなりやすいです。
- 肉体的・精神的負担が大きい
2つの立場で仕事をしているので考えることも増え、フォローに飛び回るため肉体的・精神的負担が2倍になります。
- 責任が大きい
管理者としての責任も、作業者としての責任も減るわけではないので責任が大きいです。
- 仕事のできないメンバーがいると負担が倍増する
仕事のできないメンバーがいるとその分、フォローが増え終わってみれば作業のほとんどを自分がやっていたということもあります。
そうなると結果として、2人分の仕事を1人でやっているのと同じなので負担が倍増したことになります。
最後に
今日はプレイングマネージャーのメリット・デメリットを考えてみました。
得られるスキルや経験も多いですが、自分に負担がかかりやすい仕事のやり方だと思います。
こういう仕事のやり方をしているときは自分をいっぱいいたわりましょう。