子育てエンジニアブログ

子育てに励むシステムエンジニア(SE)のブログ

システムエンジニアの燃え尽き症候群

システムエンジニアには燃え尽き症候群と言うのがあるそうです。(どの業界の仕事にもありそうではありますが。)
私もなんとなくこれに近い状態かもと思い今日はそれについて書いてみたいと思います。
個人的にエンジニアのメンタル問題は重大だと思っています。
エンジニアがプロジェクトから抜けるのは日常茶飯事すぎる。

というわけで持論ですが色々と書いていきたいと思います。

プロジェクトの中で仕事をしている時はストレスがあってもやりがいがあることがある。
でもやりがいがあればあるほど燃え尽き症候群になるかもしれない。

プロジェクトが終わったり、区切りがついたりした時、急にモチベーションが無くなってしまうことがある。
私が今そういう状態。

経験を積めば積むほどば実務でこなせる案件のレベルも高くなっていく。
できる人ほど、その速度は加速する。

私は新卒1年目でPGから始め、SEそしてPLまでやるようになってしまった。
新社会人で1年経たずにそこまでいった。いってしまった。
と言っても2人くらいでやる感じだったので規模も大したことはなかった。

それからPLとして仕事をしていき、与えられた仕事はクリアし着実にステップアップしていった。

そしてやる案件の規模も大きくなっていった。

客観的に着実に問題のないステップアップに見えるし何も自分も疑っていなかった。

でもさ、できることが増え続けると次にやることは、それまでやってきてきたことよりも難しいことじゃないと心が燃えなくなっていく。

ちょっとずつ綺麗にレベルアップしていけば燃え尽き症候群に当たるのは先になるでしょう。

でも、プロジェクトへのアサインはそんなに綺麗には行かないもの。

それまでやってきたことよりも難易度の低いことだった場合は多少やる気を出さなくてもやれるといえばやれるでしょう。
そのため、そんなに問題はないはず。

でも、ある時それまでからいきなり飛躍した難易度を与えられてしまったら。。。

やり始めはメンタル的にも燃えている。やる気もある。何も問題はないでしょう。

でも難易度が実力に見合っていないのでどこから辛さに支配される。

そして辛さの限界を超えて、案件を終わらせることができるか離脱するか。

離脱したら離脱したでそれから復帰することはなかなか難しい。

案件を終わらせることができた時そこにやりがいがあるか、辛さの残像があるか。

やりがいがあればきっとその先もやれるでしょう。

でも辛さが残った時。せっかく頑張ってやり切って辛さが勝ってしまった時。
燃え尽き症候群になるかもしれません。
やり切ったという強い思いが残り、振り返ると限界を超えて頑張りすぎてもうこんなに辛い思いはできないって思うかもしれません。
燃え尽きてるかもしれません。
せっかくやり切るだけの実力ができたのに勿体無い。

そしてそのままいると次にやる案件はなんとかやり切った辛い案件よりも上の可能性が高いです。
メンタルが回復しないまま突っ込むとそこでゲームオーバーです。

何が問題なのか。

こう言うのは一般的には真面目な人や責任感が強い人がなりやすいだとか性格の問題ということが言われたりもするのですが、
基本そういう性格の人は信頼されやすいのでどんどん難しいことをお願いされやすい。
だからなのかなと思います。
で逆にそういう性格じゃない人は任されない。
これはこれで別の問題だと思っています。
できる人に難しいことを任せたい。これは真理でしょう。
だから性格の問題がどうとかこうとかで片付けたくない。
仕組みでどうにかできないのか。

綺麗に一人一人の成長を考えたアサインができるかどうかが大事なのかと思いますが、
案件が始まった時にまずその際の人員の状況だとかで適切なアサインができないことは多くあります。
案件はあっても適切な人がアサインできない。
でもそれぞれの売上の目標などもある。

そして案件が始まって問題がどれだけ出てくるか。
アサイン当初は適切でも、出てきた問題によっては難易度が跳ね上がります。
これは案件開始前ではわかりません。
なのでこれは常時監視が必要。

1人1人のエンジニアの成長をシュミレートしながら案件のアサインが適切なのか判断、アサインができ、アサインしてからも問題を監視しながら適切なアサインなのかを常時監視していく。そんなシステムを作りたい。

そんなことを考えました。
構想だけ。今思いつき。
だけどそんなシステムがあれば良いよなあ。
売上とかの問題や案件とってくるタイミングの問題は無視したとして。

今日も思っていることを好き放題書きました。