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日本企業のバカだなあと思うところ2

日本企業のバカだなあと思うところ2

1はこちら
stsa.hatenablog.com

今回も日本の企業に対して思うことがあるので書いてみたいと思います。

今回は評価について。

皆さんの会社では評価基準はどうなってますか。
毎年毎年いくつか目標を定めてその目標の達成度で評価が決まるみたいなのをやっている企業は結構多いと思います。
最近この目標制度について思うことがあります。

1 目標が業務プラスαで活動が必要になる
 資格取得や学習の目標を設定させられたりするとその勉強をする必要があります。それは基本業務外になるので業務プラスαでの活動が必要となります。

2 結局昇進させたい場合は評価をよくする必要があるためその年の目標の達成度にかかわらず、組織内で調整を発生させ結局めちゃくちゃ目標達成している人が普通の評価になる。そのため社員間で不満が生じ退職する。
 結局絶対評価出ない時点で調整が入ります。目標上はめちゃくちゃ達成していても、その年の昇格対象になっていなければ意味をなしません。

3 そもそも評価の枠組みが統一されていてもその中身は統一できず、難易度にばらつきが生じる。
 目標は個人によって違います。その難易度について簡単な目標設定の人もいれば難しい目標設定をさせられている人もいます。結局ばらつきがあり不平等となります。

4 目標設定に時間がかかる。また、設定内容のレビューなどで負荷がかかる。
 この目標設定している時間があれば、業務改善とかもできるのにって思うことはあります。

結論、こういう評価制度は無意味だし時間の無駄だと思います。
日本企業バカだなあ。

じゃあなんでやるのか?
毎年一律の昇給にすると社員が頑張らなくなるからでしょう。
ただ、個人的には目標設定などせずに、マイナス評価、プラス評価だけ定めておいてそこだけで差をつければいいと思います。
(勤怠状況とか)
そのほうがよっぽど平等に正当な評価ができると思います。