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MacにMAMPを使ってCakePHP3の環境を構築する手順

MacMAMPを使ってCakePHP3の環境を構築する手順についてです。

1 MAMPをインストール
こちらについては次の記事を参考にしてください。
stsa.hatenablog.com

2 MAMPPHPのパスを通す
2.1 MAMPPHPのパスを通す
MAMPを使ってインストールしたPHPにパスを通します。
パスの記述例は以下の通り。今回はMAMPにあるPHP7.2.1をパスに通します。

export PATH="/Applications/MAMP/bin/php/php7.2.1/bin:$PATH"

パスを通す手順について詳しくは以下の記事を参考にしてください。
stsa.hatenablog.com

確認コマンドは以下の通り。

php -v

次のようにCakePHP3が対応しているPHPのバージョンが表示されればOKです。
f:id:STSA:20180701124038p:plain

ちなみにパスを設定していて環境変数を壊してしまった人は以下の記事を参考にしてなおしてください。
stsa.hatenablog.com

3 Composerをインストール

3.1 コマンドを実行してComposerをインストール
コマンドを実行してComposerをインストールします。

$ curl -sS https://getcomposer.org/installer | php

次のように出れば成功です。
f:id:STSA:20180701131258p:plain

3.2 Composerを移動
Composerをパスが通っている場所に移動します。

$ mv composer.phar /usr/local/bin/composer

3.3 Composerの動作確認
次のコマンドを実行します。

$ composer

次のように表示されれば成功です。
f:id:STSA:20180701131744p:plain

4 CakePHPをインストール
4.1 MAMPのhtdocsに移動
MAMPのhtdocsに移動します。

$ cd /Applications/MAMP/htdocs

4.2 cakePHPのプロジェクトを作成
cakePHPのプロジェクトを作成します。
プロジェクト名は「bookmarker」。

$ composer create-project --prefer-dist cakephp/app bookmarker

プロジェクトの作成が完了すると、次のようにファイルが作成されています。
f:id:STSA:20180701132722p:plain

5 動作確認
5.1 MAMPを起動してサーバーを起動
MAMPを起動してサーバーを起動します。
「Start Servers」を押します。
f:id:STSA:20180701132829p:plain

5.2 URLにアクセスして動作確認
URLにアクセスして動作確認します。
URLは以下です。
http://localhost/bookmarker/
次のような画面が表示されれば成功です。
f:id:STSA:20180701133428p:plain

以上、MacMAMPを使ってCakePHP3の環境を構築する手順についてでした。

関連記事
stsa.hatenablog.com

stsa.hatenablog.com

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Macの環境変数が壊れてしまった時の対処法

Mac環境変数が壊れてしまった時の対処法についてです。
Mac環境変数を設定した時に、Terminalの環境変数を変に設定したせいでコマンド操作ができなくなってしまった時の対処法になります。

例えば、lsやcdなどの基本的なコマンドを打って下記のように表示されてしまった場合です。

f:id:STSA:20180630183207p:plain

「command not found」なんて言われたら絶望してしまいますね。
環境変数を直したくても、cdもlsも使えなくなると何もできませんから。
コマンドラインでの操作ができないため、GUIのエディタで環境変数のファイルを編集しようとしても、
.bash_profileは隠しファイルなので、隠しファイルを表示するためのコマンドも打つことができません。

でもそんな時は、ターミナルで

export PATH=/bin:/sbin:/usr/bin:/usr/sbin:/usr/local/bin

と打ってあげることで一時的に環境変数を変更できます。

変更できるようになったら環境変数を正しく編集しなおしましょう。

以上、Mac環境変数が壊れてしまった時の対処法についてでした。

MacでPATHを通す方法について

MacでPATHを通す方法についてです。

ちなみにPATHを通すとは、シェルがコマンド実行ファイルを探しに行く場所を教えてあげることです。
本来パスを通さずにコマンドを実行しようとすると、実行しようとしているコマンドがあるところに移動しないと使うことができません。
シェルがコマンド実行ファイルを探しに行く場所を教えてあげることで、どの場所からでもコマンドを使用することができるようになります。
なので、パスを通すということが必要なのです。

Macでパスを通すには.ホームディレクトリ直下にある.bash_profileを編集します。

.bash_profileを編集するには、viなどのエディタを使用します。

vi ~/.bash_profile

このファイルの中で

export PATH=通したいパス

のように記述することでパスを通すことができます。
exportコマンドとは環境変数を表示したり、環境変数を設定することができるコマンドです。

記述の例は以下の通りです。

export PATH="何かのパス1:何かのパス2/:$PATH"

:で区切ることで、複数のパスを記述できます。

パスを記述したら、編集を保存してターミナルを開き直します。
(開き直さなければ編集した内容が反映されていません。)

パスが通っているか確認するには、下記のコマンドを実行します。

echo $PATH

以上、MacでPATHを通す方法についてでした。

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